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2005年 08月 20日
ウォータージェット加工の有効利用法【粗切断加工】について。
ウォータージェット加工の有効的な利用方法の1つとして「粗切断加工」という加工方法があります。
ウォータージェット加工の有効利用法【粗切断加工】について。_e0004662_13452683.jpg
こちらは、ウォータージェットによる粗切断加工の切断面写真です。(SUS304 t18)
断面は波打つように乱れます。

当社では、お客様のご要望があれば、このような粗い切断面でのウォータージェット加工にも対応いたしております。
以下、「粗切断加工」の有効利用法についてご案内いたします。


■ウォータージェット加工・ここがポイント!■

「粗切断加工」は、次のような場合に非常に有効です。


・ 製品や材料の軽量化を目的とした穴あけ加工の場合。

・ 機械加工等の前工程としての切断や、穴あけ加工を行う場合。
  例)SUS304 t18材に、500φの穴をあけなくてはならない場合・・・
    ウォータージェットで496φに粗切断加工⇒機械加工で500φに仕上げる
    ・・・この工法なら、加工も楽、納期短縮、非常に有効。

・ 面精度は特に問わない製品で、安価に仕上げたい場合。



ウォータージェット加工の有効利用法【粗切断加工】について。_e0004662_14212741.jpg
ウォータージェット加工の通常の切断面は、この写真のような面になります。(SUS304 t18)
精度、納期、ご予算等に応じて、このように切断方法を自在に変化させることが出来るのも、ウォータージェット加工の特長であり、これによりウォータージェット加工の利用範囲が更に広がります。
是非、幅広い分野でのウォータージェット加工のご利用をご検討ください。
お見積、疑問点などございましたら、当社ホームページお問合せ」よりお気軽にお問合せください。

by tatsumikakou | 2005-08-20 14:59 | ウォータージェット加工FAQ


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